若は無事に高2に進級。
大変充実した高校生活で、親の心配をよそに「皆勤」で1年生を終了。
今日は、2年生の支援について、スクールカウンセラーさん(常駐)と、特別支援コーディネーターの先生との面談。
若が通う学校は、ごくごく一般的な「全日制普通私立」なので、発達障害への支援については宣伝はしていない(発達障害に特化してるわけではないから)。
…なのに、若が入学した1年生のときは「ケース会議」を開いていただいて、学年の教諭一同で若の情報を共有していただいた(ケース会議なんてなかなかありません)。
若は発達障がい者支援センターの担当心理士もびっくりの「大化け」を高校でやらかした。
てなわけで、本日の三者面談も「若スゲー」が中心。
親が何か申し送りしたいことも特になく
…って正直なんだコレ(汗)
(小中、面談のときはあれやこれやと支援ネタ提供したもんです、えぇもう)
校風がバチッとハマると、ここまで化けますか、と私もビックリしているところ。
若は本人告知を受けていることもあって、自分が困る場面が想定されたり、こういうときはこうするとよいという具体的アドバイス付経験値(療育5年+小中9年の情緒支援学級在籍)を積んでいたりで、それが一気に花開いた感じ?
ただ、それはケース会議で担任をはじめ学年の先生方が丁寧に関わってくださった結果である、と思う。
気にかけてみていただいていた、ということもおおいにある。
環境がハマると、良い方向に本領発揮できるんだなあと、心底「環境調整の重要性」を実感。
ところで、スクールカウンセラーの先生(心理士)は、昨年面談したときに
「お、この人は、きっと、幼児期~の発達障害支援にかかわってきた人だな」
と思う部分が多かった。
自閉症のあれこれについて、ツーカーで通じたんだ。若担当の、発達障がい者支援センターの先生と同じくらい気もちよく話が通じた。
「幼児期の支援を経験してる」と思ったのは、サポートブックを持参して、面談時に若の成育歴から話をしていたときに、たびたび「ママ…いや、お母さん」と言い直していたんだ(笑)。「ママ」表現が出るのって、幼児期のお母さんを相手にする心理士さんに多いしね。
で、このカウンセラーさんから
「いまの若君の状態を見ると、これまでの若君の積み重ねがブワーッと花開いた感じがします。本人告知もされているとのことですけど、若君がこれほどまでにメタ認知がうまくいっている状況を見て、専門家として幼児期から小学校、中学校で、学校やご家庭でどのような支援をされてきたのか、専門家として非常に興味があります!」
と熱く語られたんだが…
親がこっぱずかしくなるほどの褒めまくり姿勢は
若がお世話になってる心理士さんと同じ
…ほめて伸ばす作戦か!(爆)
相談終了時間が、若の下校時刻とうまく合ったので、LINEで連絡して若と一緒に下校
ついでにデパ地下でお惣菜ゲットだぜ。
ここ最近、大変にお疲れモードだった私、デパ地下でボンヤリとしていた私を若がフォローしてくれました。
「母ちゃん、205グラムになるけどいいですかって!」
(量り売り惣菜を200グラム注文して、ボーっとしてて店員さんに話しかけられたん気づかなかった)
「母ちゃん、注文聞かれてるで! あ、何々を何グラムで!」(ボケーっとしてた私の代わりに注文)
さらに「これ俺が持つから」とお惣菜全部持ってくれて「今やったら何時の新快速乗れるで」と帰宅フォロー。
頼れる息子になってます
最近の若のボヤキは「母ちゃんは頼れるんかヌケてるんかワカラン」。
でもこれは、若のすごい成長の証(親離れ)でもあるんだな。
「母ちゃん万能」から、「母ちゃんもふつうの人(むしろヌケてる)」って分かってきた証拠。
若よ、実は母ちゃん、「サザエさん」なんだぜ(笑)